· 

山の思い出に

(右から時計回りに)麦草ヒュッテで購入、(ピンク)南アルプス・広河原山荘で購入、(キャメル)北八ヶ岳・縞枯山荘で購入。

 

このあたりのデザインの雰囲気は似通っていますね。

 登頂の記念、あるいは、山に行った記念に何か買って帰りますか?

 

 山小屋ではTシャツ、バンダナ、キーホルダー、バッジなど、様々なオリジナルグッズを販売しています。どれも趣向が凝らしてあって、オリジナリティがあって素敵☆ 自分の記念になるだけでなく、少しは小屋の経営の助けになるのかな?とちょっぴり思って、これまで、行く山、行く小屋で気に入ったデザインのものを購入してきました。

 記念にTシャツを買われる方が多いかなと思うのですが、私はそれほどTシャツを着ないし、毎回買っていたら、タンスが足りなくなっちゃう! そんなこともあって、よく、手ぬぐいを買っていました。手ぬぐいは汗や水をふけるだけでなく、切り裂けば、例えば怪我の手当てに、何かをつなぐ紐の代わりにと、万能に使える、Wonderful!な誇るべき日本文化です。山で1枚あれば、一安心なグッズの一つでもあります。

 時にはバンダナ(ハンカチ)を買ったりもしました。若かりし時は頭や首にバンダナを巻いてたのですが、最近はそんな恰好は恥ずかしくてしなくなったので(;''∀'')、もっぱら日常のハンカチとして使うだけですが、手に取るたびにその時のいろんなことが思い出されて懐かしいものです。

 ただ、手ぬぐいはあまりに生地が丈夫なので、汚くなることはあっても、なかなか、破れて使えなくなる、ことがないし、ハンカチもそんなにへたらない。で、やっぱり数が増えすぎて収納に困り、最近はなるべく買わないようにしていました。

 でもでも、先日の北横岳の山行で泊まった麦草ヒュッテで、苔の書かれたラブリーなバンダナを発見。苔のお勉強にも良いなぁと思ったし、何より、おかみさんのサービスがとても心地良かったので、そのお礼にと思って、バンダナ買っちゃいました。北八つと言えば、やっぱり苔。写真では分かりませんが、全体を見ると、苔の絵が北欧風の文様みたいに見えて、結構お洒落なんですよ。

 苔の種類は多様で、まだまだ勉強中ですが、今回、「ホソバミズゴケ」(細葉水苔)だけは覚えました。写真中央より右側に書かれている苔です。この時期は真ん中が黄色くなっていて、まるで花が咲いているみたいに可愛らしかったです。

 このバンダナを見るたびに、小屋のおかみさんのこと、ホソバミズゴケのラブリーな姿を思い出すんだろうなー。

 

 みなさんは、山の思い出に何か買いますか?